落雷対策に関する様々な情報を紹介しています。

落雷防止に役立つ設備や機器の導入を検討

落雷防止に役立つ設備や機器の導入を検討 現代社会では、さまざまなネットワークシステムが張り巡らされており近年の異常気象によるゲリラ豪雨に伴う落雷の不安は社会問題として重大な課題の1つです。
自宅でも、もちろん落雷のリスクはありますが企業にとっての情報通信ネットワークの被害は、致命傷です。
これは業種や地域を問わず、電源の元からつながる線や通信線が接続された全ての系統が被害にあってしまいますし、それに付随して火災や機器の損傷などの二次的被害につながる可能性もあります。
ですので企業のBCP(Business・Continuity・Planning)と呼ばれる、災害などの緊急事態が発生したときに損害を最小限に、抑え事業の継続・復旧を測るための事業継続計画は大切です。
そのためにリスクを回避するSPD(Surge・Protective・Divice)と呼ばれる、電源回線・通信回線がつながっている状態で機器を保護するための雷害対策製品が必要となり、代表的な設備として避雷器があげられます。

落雷を避けるために避雷器や避雷針があります

落雷を避けるために避雷器や避雷針があります 落雷を避けるためのものとして避雷針という言葉は良く耳にしますが、避雷器というものもあります。
ではこの2つはどのように違うのかということについて話します。
避雷針は落雷の直撃を誘導することで、建物やその中にいる人や動物を保護するための装置です。
建物の屋根や屋上等に針のような受信するものを設置することで、建物の中を通り地面まで動線が続くという仕組みになっています。
高さが20m以上の建物にはこれを付けることが義務付けられています。
避雷器とはどんなものかというと、雷から電子機器や電子装置を守るための装置のことです。
電柱やアンテナ、電話線等に取り付けることで落雷の時の異常電圧や誘導電流からパソコン等の電子機器を守ります。
雷は避雷針を設置していても、電子機器を守ることが出来ない時があります。
直接雷が落ちていなくても通信ケーブル等を伝って、大きな電圧が来て電子機器に影響を与えます。
これを防ぐために使われるのがこの装置です。